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出版社内容情報
元トラブルシューターの書店店長が裏社会の問題に挑む――
東京・新宿のど真ん中に位置する『くじら堂書店』店長を務める男・宮内直人はかつて伝説的チームを率い、裏社会にまで名を轟かせた元トラブルシューターだった。そんな彼の元に、久々の《トラブル》が舞い込み……?
内容説明
東京・新宿のど真ん中に位置する『くじら堂書店』店長を務める男・宮内直人はかつて伝説的チームを率い、裏社会にまで名を轟かせた元トラブルシューターだった。そんな彼の元に、久々の“トラブル”が舞い込み…?
著者等紹介
杉井光[スギイヒカル]
1978年東京生まれ。『火目の巫女』で第12回電撃小説大賞“銀賞”を受賞、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
70
元裏社会のトラブルシューターで、現在は本屋の店長をやっている主人公がアイドルに纏わるゴタゴタに巻き込まれるハードボイルドな物語。安心安定のクオリティ。これまでの作品とは違い、血なまぐさくバイオレンスな展開にはハラハラドキドキさせられた。主人公も渋カッコいい。元トラブルシューターとしての裏の顔と普段の店長としてのギャップがとても良いですね。喧嘩に強いとか作者さんの書く主人公としては初めてじゃないでしょうか。吉村さんも可愛かったし、今後はヤンデレアイドルとの複雑な恋模様とかも楽しめそう。次巻も期待してます。2016/02/18
水無月冬弥
65
杉井光先生(@hikarus225)の #ラノベ これはいいハードボイルドだった。いろいろ愚痴をいいつつ、それを「しかたがない。自分が招いたことだ」といいきるのは、完全なるハードボイルドの血統ですね。血なまぐさい男の話ですが、その中でアクセントをつける吉村さんがいいですね。ヤンデレ少女に負けないでほしい2016/02/17
よっち
61
新宿『くじら堂書店』店長・宮内の元にアイドルの桃坂琴美が現れ、元トラブルシューターだった彼にストーカー解決の依頼を持ちかける物語。バイトにも舐められ仕事に対して思うことはあっても、自らが書店人であることに生き甲斐を感じている宮内ですが、一方で困った人のために奔走する姿もまた彼らしさなんですよね。宮内も頭が上がらない店員吉村さんや意外な一面も見せた琴美、そしてかつての仲間たちも魅力的な存在で、レーベルの路線に沿いながらも著者さんらしさがよく出ていた作品でした。まだまだいろいろ書けそうですし続編にも期待です。2016/02/15
honoka
52
面白くて一気読み初読作家。男がかっこいい話を揃えたレーベル創刊…主人公の宮内直人がかっこいい男かと聞かれるとむぐぐ…と遠い目になってしまうが、もう一人の俺=スカーズのナオトと過去の仲間の話はワクワク(フィクションだし)。IWGPちょっと思い出した。アイドルの琴美より吉村さんが気になる(ついでにネタには結構早く気付いたし)。続編出たら買う。ところで表紙の2人は直人とナオト?スカーズの面々ビジュも見たかったな★装丁お洒落。帯外すと赤一色2016/03/07
Yobata
48
「くじら堂書店」の店長を務める平凡な筈の宮内直人の元にアイドルの桃坂琴美が現れ、ある依頼をしてくる。実は直人はかつて裏社会に名を轟かせた元トラブルシューターだった。引退した身だと最初は断るも琴美の事情を知り、乗り出すことに…。新創刊の杉井さんのハードボイルドもの。こういう若いヤクザが絡む推理系を書かせたら、やはり安定して面白いね。元トラブルシューターの書店員店長が解決に挑む話で、店長としては童顔もあって威厳なしだけど,トラブルシューターとしてはまさに狼のごとく目敏く,そして牙を振るう。そのギャップが→2016/02/14
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