内容説明
ボストンのホームレス、カリフォルニアの軍人、アトランタの少女―一見なんの関わりもない三人が、謎のウィルスに感染して死亡した。調査を命じられた合衆国陸軍伝染病研究所のスミス中佐は、何者かに執拗に命を狙われ、謀略の存在を疑う。その頃、殺人ウィルス四人目の犠牲者が発生。死亡したのは、スミスのフィアンセ、ソフィアだった。怒りに燃えるスミスは、黒幕の正体を暴くべく、危険な捜査に乗り出す―。ラドラムの遺作“秘密組織カヴァート・ワン”シリーズ第一弾。
著者等紹介
ラドラム,ロバート[ラドラム,ロバート][Ludlum,Robert]
これまでに21作もの著書を発表し、すべてがベストセラーとなっている諜報小説の大家
リンズ,ゲイル[リンズ,ゲイル][Lynds,Gayle]
新聞記者や雑誌記者、シンクタンクでの勤務を経て、作家として活躍中
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