内容説明
エメラルドが八個ついたネックレス。ある宝石商が惚れた娼婦に残した豪華な形見。だが当の女、ロイスは行方不明。ならばそれを騙しとってやろう…それがレディングの狙いだった。偽のロイスを一人仕立てればいいのだ!白羽の矢を立てた女はマーシャ。だがロイスは、英国上流階級出身という異色の“夜の貴婦人”。バレればマーシャは殺される。必死の特訓で、マーシャは化けたかに見えたが、街頭で地を出してしまう。かくなる上は逆の手段、貴婦人を娼婦に仕立てればいい!そしてレディングの前に格好の女が現れたのだが…傑作スラプスティック・ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タツ フカガワ
9
新聞記者ヘンリーは故買商から40万ドル相当の訳あり宝石を奪い取るため、売春婦と女優志願の女性を勧誘して一攫千金を計画する。再読、といっても読んだのは昭和のころだから、ほとんど初読みと同じです。が、数ページも読み進むと軽妙でコミカルな味わいの語り口が懐かしい。いや、懐かしいだけではなく、クライマックスはまるで映画を見ているかのような手に汗握る面白さ。このころの本をもう一度読み直してみようかと思うほどでした。2020/02/26
takachan
2
学生時代から3回目くらいの再読。今のNYとは全然違う頃のお話。2011/08/15
kanamori
1
☆☆☆2013/09/27
sro201
1
この本も、内容が思い出せない。2回買ったのは覚えているのだが。。
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
1
再読、ン十年ぶり2007/04/05