感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
62
家族との休暇中に仕事に呼び出されたマルティン・ベック。内容は鉄のカーテン越しであるハンガリーで記者の行方捜査だった。家族に文句を言われつつもセンセーショナルな記事を打ち出したいマスコミとそれによる外交上の不利益を防ぐ為に飛んだマルティン・ベック。ずっと来たいと願っていたブダペストに来たのに仕事・一週間の期限付きという所が悲しい上、コルベルの被害者への辛辣な評が事件解決後に待ち受けるものを思うとどうしても同感したくなる。ところでザリガニ料理ってロブスターの事かしら?そしてアプリコット・ブランデーが美味しそう2024/03/26
しょう
41
ジャーナリスト失踪事件が発生。せっかくの休暇を返上し捜査にあたる事に。捜査としてはかなり広範囲にわたるのだが、相変わらず地味でゆったりと進行していく。しかし捜査中のベックの思考や捜査パートはやはり面白いものがある。結末も特段の展開は見せず想定内の幕引きだが、読んでいて安心感を覚える安定した面白さだった。それにしても国外で捜査活動するにあたり言語にさほど困らないのも羨ましい。2021/04/03
背番号10@せばてん。
25
1994年5月16日読了。刑事マルティン・ベック_第2弾。あらすじは忘却の彼方。1994/05/16
みっぴー
23
「ロセアンナ」や「笑う警官」に比べれば知名度は低い作品に分類されるのでしょう。ですが、この作品は捜査小説の入門編として読むにはもってこいの作品だと思いました。慣れない異国の地での人探し。ハマらないわけがありません。ハンガリーで行方不明になったスウェーデンの記者を探し回るマルティン・ベック。尾行されたり命を狙われたりと命懸けの大捜査でしたが、この結末はやられた感満載でした!隠れた名作、堪能いたしました♪2015/11/14
空猫
18
シリーズ2作目。実際に1945年にスウェーデン人がハンガリーで失踪した事件があった。そのドキュメンタリー映画の脚本を作者が依頼されたが実現することはなかったので小説として世に出したのがこの作品。そのせいか?シリーズの作品としては少し毛色が違うのかも。ベックが休暇を返上してハンガリーまで捜査に赴く。嫌味たらたらの妻、相変わらずの同僚…けれど、1作目に比べて俄然ミステリー色が強くなってきた。酔っ払いに巻き込まれるとロクなことはないねぇ。2016/09/02
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