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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みみずばれ
1
作者は大英帝国時代のインドで生まれ育ったイギリス人であり、初めてノーベル文学賞を受賞したイギリス人でもあるそうだ。インドのジャングルで狼に育てられた少年を描いた本書は、おそらく現在に至るまでジャングルや動物を描いた様々な物語の源流の一つとなっているのではないか。狼少年だけではなく、様々な動物たちを主人公とした連作になっているのだが、どれもこれも真っすぐに面白い。訳者は本書のことを「なんの準備も注釈も必要とせず、作品がそれだけで完結し、そして完璧である」と評している。なるほど、納得のいく表現だ。2025/07/14
悸村成一
0
[ジャングル・ブック] キプリング 西村孝次訳, 角川文庫, 1966年 風邪が治癒せずつらいのだが、やっと読了。小説7編収録、うちモーグリ物語は3編。2刷1989年。TV アニメ版カバー。ISBN あり。1002017/05/11