内容説明
サリーは、“あしながおじさん”と結婚したジューディの大学時代の友達である。ある日彼女は、ジューディがかつて過した孤児院の院長になって欲しいと頼まれる。多くの子供達に囲まれ、時には頑固なお医者と衝突しながらも彼女一流の明るいユーモアと機知で改革していく。“あしながおじさん”と同じくウェブスター女史の挿絵がある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しろちさ
6
ジュディが過ごした孤児院の院長を任されたジュディの友人、サリーの物語。またまた書簡体オンリーなんだけど、この人がさらにすごいのは常に一方通行ってことなんだよね。相手からの返事は書かない。サリーの手紙だけ。なのにくどくないし、わかる。毎日のように起こるトラブルに対応しながら、手紙で猛烈に支援を求め、ぐいぐい進んでいくのが楽しい。昭和34年初版のこの本、“精神遅滞”に関する描写がかなりひどい。のだけど、だから発行やめろとは思わない。当時はこういう考えが普通だったんだな、と→2020/07/29
おおくま ねこ
1
グーテンベルク21版をkindleで。 有名な『あしながおじさん』の続編ということで邦題がついていますが、今風に言うならスピンオフ? 「あしなが…」のヒロイン、ジュディの親友サリーがジュディの出身の孤児院の建て直しに奮闘する。「あしなが…」と同じ一人の人物が書き綴る手紙で物語が進行しする形式は継承。よりロマンス色が強くなっていて、登場人物たちが大人なためかはじけるような勢いは前作の方が上。 考えてみればサリーに孤児院を任せたいっていう伏線(?)はすでに最初の作品で張られていたわけだから、すごいな。2013/03/06
tatte
0
購入。
そう
0
あしながおじさんの続編。親友のサリーが孤児院をよくしようと奮闘するお話で、前作と同じで手紙形式で進んでいきます。いろんな人に手紙を出すので、面白かったです。ラブストーリーであしながおじさんと同じくらい素晴らしい作品でした。2015/02/27
komochizuki
0
個人的には、「あしながおじさん」よりもこの「続〜」の方が好きで、あまり有名ではないのが残念…。
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- 和書
- 理科系の男に期待します。