内容説明
月日はいつしか流れ、ジョーの周辺も変った。メグは育児に追われ、エーミーはまだ外国旅行中、そして最愛のベスは看病の甲斐もなくこの世を去った。かわいそうなジョー。暗い日々が続くなか、母にはげまされて書いた小説が採用され、エーミーとローリーの婚約、愛する人の求婚というグッドニュースが重なり、ジョーはふたたび本来の活発な姿に帰る。“Good Wives”(良き妻たち)、平凡な家庭の日常はいまも昔も変らないことをこの物語は教えてくれる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tomatona
2
子供の頃は、ジョーとローリーのことが納得できませんでしたが、みんなが幸せになったんだからいいよね!と今回は思った。続きを読むか思案中。2016/05/24
yukinori_h
2
皆それぞれ違う人間で一生懸命で良い。頑張れ。2010/09/26
菱沼
1
何度目かわからない再読。昔から『赤毛のアン』より『若草物語』の方が好きだった。読み直してみると保守的な部分が目立つけれど、100年以上前の物語と考えると、非常に革新的なのではないかと思う。作者オルコットは男の子に対してある種の憧れを持っていたのかもしれないが、現代に生きていたら、もしかして嫌われる女性の一種「自称サバサバ系」だったのかもしれない。男の子は奔放・腕白・理系、女の子は従順・家庭的・繊細など、それでもこの時代に生きた女性として、ここまで男女を同列に描いたのはすごいと思う。2023/06/09
ぼーにゃん
1
どうしてこうなった。2004/02/15
livres
0
お話として、ベスが死ななくっても成り立つような気がするけど…。それとも、昔は、4人姉妹全員が成人することなんてなかったのかな???エイミーとジョーの結婚式の様子も殆んど書いてないし。なんとなく、ベターッとした感じで盛り上がらなかったなぁ…。2012/06/22