出版社内容情報
これぞ、少年文学の原点。少年の素朴な心に涙と感動が押し寄せる名作巨編。手に入れた幸せもつかの間、凶悪な盗賊団のもとにひきもどされたオリバー。次々と課せられる苦難、そして大切な人の死――19世紀のイギリス社会の暗部が、少年の良心を通して鋭く風刺された物語、感動の結末編。
チャールズ・ディケンズ[チャールズディケンズ]
著・文・その他
ディケンズ[ディケンズ]
著・文・その他
北川 悌二[キタガワ テイジ]
翻訳
内容説明
親切な老紳士の家に引き取られたのも束の間、まんまと盗賊に連れ戻されてしまうオリバー。脅迫と監禁の末、泥棒仕事にかり出されたが、銃弾を受け重傷のまま夜道に捨てられてしまう。そんな彼が助けられたのは、まさに泥棒に入った家だった。凶悪な盗賊仲間の追跡に怯えながら、オリバーは新しい生活を始める。未来が少しずつ光を浴び始めた矢先、最後の大きな試練が彼を待ち構えていた―。人間の過酷な運命と変わらぬ良心を描いた、感動の傑作長篇。
著者等紹介
ディケンズ,チャールズ[ディケンズ,チャールズ][Dickens,Charles]
1812‐1870。イギリス、ポーツマス生まれ。イギリス文学史上とくに人気の高い小説家の一人。その膨大な作品の中には、ユーモア、ペーソス、アイロニーのきいた、鋭い観察に基づいた社会批判が込められている
北川悌二[キタガワテイジ]
1914‐1984。東京生まれ。東大英文科卒。旧制松本高校教員、東京大学、立正大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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