内容説明
わずか一片のパンを盗んだために投獄され、十九年もの年月を獄中で過ごしたジャン・ヴァルジャン。長く過酷な服役のため、荒れ果てた心のまま出獄したヴァルジャンだが、ミリエル司教によって施された“慈愛”によって生まれ変わる。過去を葬ったヴァルジャンはマドレーヌと名乗り、富と名声を得、ついに市長にまでなる。しかし彼の過去を疑うジャヴェール警部の登場により、ヴァルジャンの人生に再び転機が訪れる…。いつの世に生きていようと、誰にでも当てはまる人間の真理を見事に描ききった、不朽の名作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
後ろ前P
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小説を読む前に映画を見たが、どこで感動するのかがわからなかった。しかし小説を読み始めてすぐに映画ではかなり多くのシーンが端折られていることが分かった。感動できなかったのも納得。原作を全て読み終えたら改めて映画を見たい。2015/09/03
せきぐち
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1度は読んでおこうと考え、図書館へ借りに行ったが、文庫本で第4巻まであることにまず驚いた。その場で読む気力が失せそうだったが、世界で有名なものだからきっと面白いと思い込また上で借りた。ジャン・ヴィルジャンの部分は夢中になって読んでいけたが、ワーテルローなどの部分は途中で集中力が切れてしまうことが度々あり、また退屈だと感じてしまうこともあった。ジャン・ヴィルジャンがどうなっていくのかが気になるので、2巻も読むが、ジャン・ヴィルジャンの部分だけでなく、その他も楽しんで読むことができるようになれたらいいと思う。2014/10/28
Mayumi Goto
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やっと一巻を読みきりました。映画を見てからの原作です。ジャンバルジャンは捕まるの!?別人!?時間がある間に次も読みたいです。後半のテナルディエが出てくるナポレオンの戦いの話がよく分かりませんでした。2013/12/14
隠居
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冒頭100頁ほどのミリエル司教の話を我慢すれば、一瀉千里。2013/02/10
しらたま
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中学の時に読んで、良い世界史の勉強になりました。