内容説明
仕事だって、恋愛だって、ギャンブルだって、まずはトライしてみなきゃ始まらない。たとえそこで失敗しても恐れることはありません。一番大切なのは、どんな状況に追い込まれても、常に前向き、楽観視!あらゆる敗北の日々を正当化しようと今日もさすらう無頼派作家とそんな人生にダメ出しを連発するサイバラの過激なツッコミイラスト!最強の凸凹コンビが贈る、痛快無比の名物エッセイ。
目次
どうにかなるか…、いいえ、どうにもなりません。
勝てる勝負ならいくらでも…
オッサン、麻雀の話かよ
競走馬の名前
サイン会と皐月賞
情報信ずべし、情報信ずべからず
そこで何をしてたんだ?
人間は不可解である
春の旅の終わりに…
せっかく命拾いしたのに〔ほか〕
著者等紹介
伊集院静[イジュウインシズカ]
1950年山口県生まれ。立教大学文学部卒。89年、『三年坂』で作家デビュー。92年、『受け月』で直木賞を受賞。他に『乳房』(吉川英治文学新人賞)、『機関車先生』(柴田錬三郎賞)、『ごろごろ』(吉川英治文学賞)など多数
西原理恵子[サイバラリエコ]
1964年高知県生まれ。武蔵野美術大学在学中に『ちくろ幼稚園』で漫画家デビュー。文藝春秋漫画賞、手塚治虫文化賞短編賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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katoyann
22
双葉社版を読了。週刊大衆に連載されたエッセイ。博打とスポーツ観戦の日々をつづる。麻雀仲間の色川武大もよく出てくる。競輪の話が多く、賭け事に疎いわたしには読みにくいところもあったが、彼の考え方は面白い。例えば世間の評判に振り回されるな、という話では、友達が犯罪者になっても一度は信頼を置いた人物なのだから態度を変えるつもりはないという信念を綴っている。また当時話題になっていたライブドアについても言及されている。博打打ちだが、金儲け主義は嫌いというスタンスが実に面白い。2022/03/06
3939タスタク
12
酒を呑んでるかギャンブルしているかしかない、グダグダなエッセイだった。伊集院静という人のイメージが変わったというか、かなりいい加減なオッさんだなぁという印象が残ってしまった。 夏目雅子さんが、この人の何処に魅かれ結婚に至ったのか謎が残る。確か今の奥方は、篠ひろ子さんだったような気がするが、彼女も何処に魅力を感じたのやら…。全くもって謎だらけだ。2013/03/04
こすもす
1
ん~~~~~賭け事の本ですね 西原さんの漫画は面白かったけど・・・ ただそれだけ!2012/07/27
チョビ
1
このシリーズは、競馬や競輪、野球がわからないといまいち楽しめない。伊の字先生の生態を知りたいひとにはむいてますね。2011/05/26
Uchibori_a
1
このシリーズって「人気作家と人気漫画家」の交換日記じゃなくて、「博打好きの作家と博打好きの漫画家」の交換日記だったのね2010/07/24