内容説明
日が傾き、青さを深めていく海を眺めながら暎子は決心した。「この部屋を出ていこう」形ばかりの結婚生活を捨て、踏み出していく未知の世界。そこで出逢う恋、人、そして富と権力を約束するといわれる対をなす謎の彫刻。それを求めて暎子は香港、パリ、南仏、遠く西域へ…それはまた、本当の自分を見つける旅でもあった。宝石たちの密やかな輝きに託し、直木賞作家伊集院静がおくる、美しく魅惑的な長編ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井堀 裕基
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読めるっちゃ読めるけどエッセイと実体験小説の方が好き2015/01/20
そら
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富に我を忘れて、最も大切なものを失なう人たち。冒険旅行、なかなかスリリングな旅行でした。2014/03/09
Jill
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そこまで重くない。 んな都合よく進むもんかねとつっこみつつ読んだ。2012/11/10
Miyuki
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ファンタジー（つまり、夢物語）だった。2011/10/01
gamichan
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インディージョーンズを彷彿させる。なぜ龍陽をトチ狂わせたのだろうかー。2011/08/25
