出版社内容情報
北川ドラマのセリフの源泉とも言える、日記などから選び抜いた言葉の宝石箱。『月刊カドカワ』『feature』での掲載作品に書き下ろしを大幅加筆!
内容説明
脚本家・北川悦吏子の初めての恋愛詩集60篇。
著者等紹介
北川悦吏子[キタガワエリコ]
シナリオライター。早稲田大学卒。作品に、『素顔のままで』『あすなろ白書』『君といた夏』『愛していると言ってくれ』『ロング・バケーション』『最後の恋』『オーバー・タイム』『ビューティフルライフ』『ラブストーリー』など。エッセイや作詞の分野でも人気を集めている
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感想・レビュー
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ann
58
後半、ぐさぐさと来る言葉が。「言ったそばからわかる ウソの愛の言葉」 折れそうでした。2016/10/15
🌙🐟
2
恋した時の気持ちが等身大に詰め込まれた詩集。夏目漱石とか中居くんとか時代を感じた。印象に残ってるのは、「臆病な私たちは、楽しかったねって何度も言い合っている」みたいな作品。これは恋だけじゃなくて、友達と会ったときにも言えることだなって。あたしといて楽しかったかなって不安になって、「楽しかったよ!」て言っちゃうけど、あなたはどう?て気持ちが含まれている。最後の「着信履歴であなたとの恋を終わらせる」もよかった。もう電話することないもんね……2025/02/19
まるこ
1
「君と別れて帰って来たら帰り道、涙が出るほど淋しかったので僕は、君を好きなんだろう、と初めて思った」「大丈夫、今日のあなたはきれいだったよと、だれかに言ってほしい。」2024/05/24
かふか
1
詩集はほとんど読まないんだけどこれだけは感銘を受けた。どれも共感できるものばかり。失恋も会いたいと思う時間も冷める気持ちも全て恋なんだと知った。純粋な気持ちは本当に綺麗なものを生み出すんだな。2013/09/06
m
0
心がぎゅっと鷲掴みされた感じがした。自分の心情を読んでるような気もして、すらすら読めた。2018/01/08