内容説明
いずれの御時にも、年下の男性との恋愛が流行ったり、宗教や占いがちょっとしたブームになったり。とにかく、平安の時代と平成の現代は、共通点がいっぱい。「愛」に対する考えかた、感じかたは、時代を超えても変わらないようで…。新感覚古典エッセイ。
目次
第1章 古代は愛の実力社会
第2章 平成の平安化
第3章 時代劇以前のこと
第4章 あらざらむこの世のほかの思い出に
第5章 愛の構造
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なお
16
91年に刊行されたものの文庫化。多少古さはありました。平安時代の男女関係や親子関係、平成と比べてみたら全然違う…と思いきや男も女も変わらない気持ちのくる返しですね。2016/11/16
林 一歩
7
元々日本人は性には寛大な民族だった…というテーマのチョイスは絶妙だが、文章が下手過ぎて面白さ半減。2013/02/03
samandabadra
2
この人まったく知らなかったがずいぶん本が出ていること 古典から読み解く平安時代の恋愛事情など 非常に面白く読めた。2009/09/01
Keiko Maruyama
0
男子は背が高い、面白い、スポーツができる、勉強ができる、経済力がある… 成長の時どきに応じてモテ要素は変わるけど、女子は一貫してモテ要素は見た目です‼️ 平安時代も和歌が上手で教養があって…云々でもやっぱり見目麗しくないと通いは途絶える。 いつの世の中も厳しいデス(笑)2018/11/11