内容説明
神山竜男は、戦後の混迷期に、浜松の発明王と呼ばれる五十島繁哉に出会う。運命的な出会いだった。エンジン開発のことしか頭にない五十島と、経営の実務に心血を注ぐ神山の本州モーターズは、オートバイから出発して、やがて世界に知られる自動車会社に躍進を遂げる。しかしNo.1は常に社長の五十島、自分はどこまで行ってもNo.2でしかない…二十四年目、神山は、ついにある行動を起こす。輝かしい栄光とともに、濃い陰影を描く企業小説の名作。
感想・レビュー
-
- 和書
- 福武漢和辞典