角川文庫<br> 水木サンの幸福論

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角川文庫
水木サンの幸福論

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  • サイズ 文庫判/ページ数 265p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041929193
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0195

内容説明

「なまけ者になりなさい―」独特の言動で、出会う人を幸せな気分にさせる水木しげる翁が、「幸福の七カ条」をもとに、幸福になるための秘訣を伝授。自身の半生を語った「私の履歴書」では、境港での生活と太平洋戦争、戦後の赤貧時代など、波乱の人生を当時の貴重な写真とともに振り返る。特別付録に、兄と弟で語り合った鼎談と、境港での幼少時代を描いた「花町ケンカ大将」を収録。読む人を幸福にさせる人生論。

目次

第1部 水木さんの幸福論
第2部 私の履歴書(大食いの健康児;「のんのんばあ」の妖怪話;一年遅れで小学校入学;十三歳で油絵の個展を開く;就職するも、すぐクビに;たった一人の不合格者 ほか)
特別付録1 わんぱく三兄弟、大いに語る
特別付録2 花町ケンカ大将

著者等紹介

水木しげる[ミズキシゲル]
1922年(大正11年)生まれ、鳥取県境港育ち。幼児のころから不思議なこと、異なる世界に興味を抱いて育った。絵を描くことがなによりも好きで、少年時代は自作の童話集や絵巻物づくりに熱中していた。徴兵でラバウルに送られ、激戦地で左腕を失うも九死に一生を得て生還した。戦後は、生活のために数々の職業に就く。ふとした縁で紙芝居作家になり、以後、貸本漫画家を経て、「ゲゲゲの鬼太郎」「河童の三平」「悪魔くん」の大ヒットを飛ばし、人気漫画家として多忙な日々に追われる。紫綬褒章、旭日小綬章を受章し、日本の漫画界を代表する巨匠であるが、「なまけものになりなさい」や「少年よ、がんばるなかれ」など、そのユニークな言動に癒されるのか、近年は作品とともに水木しげる本人への人気も高まる。2007年フランスでフランス語版「のんのんばあとオレ」が日本人初のベストコミック賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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扉のこちら側

91
2016年469冊め。第2章以降の『私の履歴書』というエッセイが強烈。親御さんや教師はだいぶ手を焼いただろう幼少期から、南方へ招集された戦時中、戦後の売れない極貧期から売れっ子漫画家への道へ。​タイトルの『幸福論』は本文中25ページ程度で拍子抜けするのだけれど​、俯瞰してみるとやっぱり『幸福論』だなあ。「ではまた、あの世で。」っておちゃめだ。​2016/06/25

YM

69
お友達から、年末年始の課題図書として水木しげるさんの「悪魔くん」「河童の三平」「墓をほる男」と「水木さんの幸福論」を借りました。本書は日経新聞の私の履歴書を再編集したもの。第一部に幸福の7カ条が出てくるんだけど「しないではいられないことをし続けなさい。」という言葉に感銘を受けました。これから大切にしていきます。2016/01/03

54
すごい時代に生きてきた水木さんだからこそ言えるような幸福論もあると思いますが自分の好きな気持ちを信じて一途に一生漫画で働いて生きていく水木さんの強さも尊敬します。私なんか好きなことを仕事にしたら嫌いになってしまう。。2013/04/21

ホークス

50
日経新聞連載「私の履歴書」を中心に、幸福論、三兄弟の座談会で構成。経験が詰まった幸福論が好きだ。「成功や勝ち負けを目的に事を行わない」「しないではいられないことをし続ける」「他人との比較でなく、あくまで自分の楽しさを追求する」。他人目線で自分を評価するのはバカバカしい。戦場では強迫的な空気が人間の残酷さ惨めさを露わにした。職場で教室で形を変えて続いていると思う。空気を上手く操れば良いのか。誰かが空気を変えてくれれば良いのか。空気に依存する限り「自分の楽しさ」は遠い。改めてそう思った。2019/07/09

すぱちゃん@しばらく低浮上になりますが、元気です

29
内容的には、前述の「ほんまにオレはアホやろか」と重複するところが多かったですが、第二次世界大戦中、南方ラバウルでの話は本書のほうが詳しく描かれてました。また、世界に妖怪を求めて海外旅行に精を出す様や、水木プロダクションの話、手塚治虫に対する想いなど、本書には「ほんまにオレは~」ではあまり述べられていない内容も含んでいます。のんのんばあと過ごした幼少期や昆虫採集に熱中したことなど、いろいろな体験が水木サン(水木先生の一人称)を形作っているのですね。日本の妖怪達は暗闇がなくなって何処へ行ってしまったのかなぁ?2019/10/05

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