内容説明
八丁堀沿いで、目付・柏崎仙右衛門の家臣が居合の手練の手にかかり殺された。下手人の始末を依頼された流想十郎は、幕閣の要職にある牧田勝秋の娘・愛姫の、大名家への輿入れを妨害する動きがあることを知る。姫の身に、危険が迫る!浮かび上がる陸奥の外様大名・黒川藩に蠢く内紛、増上寺改修普請をめぐる思惑。仲間の田崎十郎太らと共に、想十郎は居合集団・千島一党との闘いに挑む。人気シリーズ第5弾、書き下ろし。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。埼玉大学教育学部卒業。90年、『剣の道殺人事件』で第36回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。近年は時代小説、剣豪小説の分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひかつば@呑ん読会堪能中
8
おおっ!女剣士ふさが戻って来た。愛だな 愛っ! おかげで虚無の男想十郎にも変化が出てきたようだ。室井も再登場して仲間が増えてきたが、話は藩の内紛に絡む剣術使いという毎度お馴染のパターン。次はどうなることやら...2013/09/09
だいしょう@SR推進委員会
5
無駄にクールでストイックな主人公。女性は気になる程度でそのままかと思いきや…意外な速さで男女の仲に。急ぎすぎです。なのに、話のもっていき方はちょっと整理しきれてない感じでもたもた気味。主人公の迅速な剣さばきが妙に辛い。この先、どう展開していくのだろう。ある意味、興味あります。2011/11/29
matsu0310
2
☆どうしたんだ鳥羽さん!嫌々100%に見えるぞ2010/09/13
Giyaman Teialuji
1
これも一気読み(^o^);2022/09/12
雅
1
本当に悪いヤツはいなかった⁉️新しいかも2017/10/13