内容説明
夫と子供に囲まれて、幸福な歳月を重ねた夫婦、結城景子をおそった幼児誘拐事件。新聞やテレビで他人事として接してきた「誘拐」が現実となって、景子から家族の団欒を奪い去った。あの男…。時間の経過とともに輪郭を露わにしてくる犯人像。犯行の目的は？景子が命を賭けて守ったものは？家族の絆をテーマに、スリリングに繰り広げられる、愛のミステリー長篇。
感想・レビュー
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ぽるる
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今から20年前に書かれた小説ですが、まったく時代を感じさせないおもしろさだった。展開や構成が湊かなえさんぽいので、むしろ今読まれた方がウケがいいんじゃないかな？2014/05/30
