角川文庫<br> 刹那の街角

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角川文庫
刹那の街角

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  • サイズ 文庫判/ページ数 275p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041911068
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「俺たちの仕事は、人を疑うことだ」―拳銃は要らない、同情は敵。捜査に必要なのは、心の襞を辿る指先と人の哀しみを見極める眼だ。タレ込み屋の奇妙な依頼が真相を暴く、幸薄いひとりの女の死。表題作「刹那の街角」をはじめ、運命に翻弄され、いつしか犯罪に巻き込まれていく人々の哀感を、刑事部屋の目を通して描く珠玉の連作七篇。警視庁捜査一課、中本係長率いる通称“中本軍団”の刑事たちが繰り広げる警察小説集。

著者等紹介

香納諒一[カノウリョウイチ]
1963年横浜市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。91年「ハミングで二番まで」で第十三回小説推理新人賞受賞。『時よ夜の海に瞑れ』(文庫版『夜の海に瞑れ』)で長編デビュー。99年『幻の女』で第五十二回日本推理作家協会賞受賞。現在最も期待される正統派ハードボイルド・冒険小説の旗手である
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

詩界 -うたか-

7
連作の警察小説。どれも後味は悪く、もやもやした感じが残るタイプ。2020/02/06

Nina

0
昭和のにおいがする。ポケベルとか。でも最近の刑事物とちょっと違った人情の深さが感じられた。 2011/05/04

鈴と空

0
昨日読んだ新野さんに引き続き、これもピンとこない……。あとがきと解説まで読んだけど、それでもピンとこない。2011/11/21

ぱーぷる・ばんぶー

0
警視庁捜査一課中本班の活躍を描く警察小説の連作集。刑事一人ひとりのキャラクターがしっかり描かれています。(1999年刊)2010/01/05

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