内容説明
どんなに切なく、苦しい思いを抱えたとしても恋する気持ちはとめられない。恋に傷つき、臆病になりながらも「一緒に生きていける」ただひとりの人を求めて、懸命に、まっすぐに生きていく女たちを描いたビタースウィートな九つの物語。
著者等紹介
吉元由美[ヨシモトユミ]
成城大学英文科卒。84年に作詞家としてデビュー以来、杏里や山本達彦等のヒット曲を手がける。エッセイや小説の分野でも活躍
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感想・レビュー
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my_you
1
貰い物。プロローグで恋をしてない女性がきれいじゃなかった(直接そう言うわけじゃないが)とあってムッとしたんだが、本編はじんわりする。結婚を直前に控えた友人九人について綴った話。通底しているのは、「何かを手に入れるということは、何かを失うこと」ということで、もちろんその逆も然りなんだ。数ヶ月まえに失恋した身にはつまされるところがある。2010/10/05
びよんちぇ
0
前半はさらっと読んでたけど、最後のほうは結婚結婚ってくどく感じた。でも大事な言葉けっこうあったかな。私はこれ“そこから一歩踏み出すためには、まず怖がっている自分を知ること”2011/07/14
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