内容説明
テレビをつければ「世も末だ」、大人たちの口から出る言葉は「昔はよかった」。過去への懐古と未来への不安。でも、そんなに悪い時代なのだろうか?ちょっと足をとめて考えてみよう。ぼくたちは案外いい時代に生きているのかもしれない。おかしな身分制度もない。衣・食・住に、本当の意味で困ることもない。責任を持てば、自由も手に入る。ぼくたちにあるのは「現在」だけだ。「現在」を心から楽しめば、その延長線上には、間違いなく明るい未来が待っている―。「今、ここにいること」への喜びと自信が溢れてくる、力強いメッセージ。
目次
第1章 世の中は競争社会ではない
第2章 常に少数派であれ
第3章 タバコを吸うのはかっこ悪い
第4章 スマートに生きよう
第5章 なぜ、高校生はオートバイに乗れないのか
第6章 受験勉強はいいものだ
第7章 お金で幸福は買えないぞ
第8章 いい男は挫折を乗り越えるのだ
第9章 恋愛しよう
第10章 未来は明るい
著者等紹介
鈴木光司[スズキコウジ]
1957年、浜松生まれ。慶応義塾大学仏文科卒。90年、『楽園』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞しデビュー。著書に『リング』シリーズ、『光射す海』『生と死の幻想』『シーズザデイ』『家族の絆』『父性の誕生』など。子育て体験を通して得た独自の日本人論をテーマとして、文学、発言とも積極的な活動を続けている
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感想・レビュー
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