内容説明
美術品を専門に狙う、怪盗チェシャ猫が現れた。大胆不敵な犯行はたちまち話題に…。そのチェシャ猫から犯行予告が。標的は画壇の重鎮野上益一郎の主催する「アダムとイヴ・コンクール」。その実力と強烈な個性で君臨する暴君、野上。その妻、娘、弟子、画商、演奏家、様々な利害を持った面々が会場に集まり、そして殺人事件が―。犯人は？怪盗の目的は？ホームズとチェシャ猫が対決する、大人気シリーズ第３０弾。
著者等紹介
赤川次郎［アカガワジロウ］
１９４８年、福岡県生まれ。１９７６年、「幽霊列車」で第１５回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行。２００６年、第９回日本ミステリー文学大賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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まいっ♪
17
内容はとても面白い。けど野上さんがひどすぎる。正直、野上さんは何もかも失い絶望して、さらに殺されて欲しかった。 2010/11/05
クルミ
9
美術品を専門に狙うチェシャ猫の標的は画壇の重鎮・野上益一郎。野上の過去・現在の女性遍歴。様々な利権を持った面々だ会場に集まる。そして殺人事件が起きる。ホームズとチェシャ猫との対決。上野という人間。一気に人柄が変わったようになった瞬間。この人にもこんな思いがあったのか？2025/07/20
事務所ひとり
9
今回は、いつものメンバーの活躍が目立たなかったように思います。出てきた画家が、女性にひどいことし過ぎなのに、生き残ったのが???チェシャ猫もあまり効果的じゃ無かったな。2009/08/10
椎名
6
読了2016/07/27
すぎとまこ
6
野上さんみたいな人っていますよね。何をしても許されちゃうみたいな。人間的には魅力があるのでしょうが、バイオリンの人にしたことって必要？？チェシャ猫とホームズの対決と裏表紙に書いてあったけれど、そんなのあったっけ？という感じ。いろいろ盛り込みすぎたのかな？2012/04/27
