内容説明
康男と茂は、小学生の時からのライバル同士。同じ中学、高校、大学へと進み、二人は常にトップの座を競い合ってきた。しかし30歳を越えた今、康男は若くして一流企業の社長となり、茂は康男に雇われている平社員。二人のライバルの運命を分けた出来事とは、一体何だったのか―?三毛猫ホームズにも灰色・縞柄の「ライバル猫」が登場!?大人気シリーズ第29弾。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。1976年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行。2005年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さきん
21
表紙のデザインは良い。内容はいまいち感覚が古すぎる。会社が家族的機能を持っていたころの話。最後まで犯人がわからないところを楽しむ感じ。2021/05/15
椎名
10
今月9冊目。三毛猫ホームズシリーズ29弾。コミカルが多かったな~2016/08/07
にせものばかり
8
シリーズ第29作の短編集。いつもながら赤川さんの作品は読みやすいですね。2014/02/24
kaizen@名古屋de朝活読書会
5
「三毛猫ホームズの○○○」というのは、普段は 「三毛猫ホームズ物語のうちの」「○○○」という意味の場合がほとんどです。 「三毛猫ホームズの好敵手」では、牝猫である三毛猫ホームズの好敵手の雄猫が登場します。 実際には、2人の人間の好敵手の物語です。 一方は好敵手だと思っているのに、他方が好敵手だと思っていないと悲劇になるというお話です。 三毛猫ホームズの好敵手 三毛猫ホームズの有給休暇 三毛猫ホームズの写真館 三毛猫ホームズの殺人カクテル の4作品を所蔵します。2011/08/16
まいっ♪
5
人の嫉妬とは恐ろしいものですね。。 ふとしたきっかけで友情が嫉妬に変わる。そしてそれが悪意に変わる。その悪意は時に人を限りなく苦しめ死へ追いやる。 全てがそーゆー話ではありませんでしたがそのようなことが感じられました。 でもやっぱりヒロインが魅力的!!!2010/06/06
-
- 洋書
- LE PASSEUR