内容説明
愛犬ドン・ファンと一緒に遊園地で遊んでいた亜由美は、拳銃を持った日本人女性と外国人男性のカップルに誘拐されてしまう。しかも、そのまま教会に連れ込まれ、彼らの結婚式の立会人になるよう強要された!男は南米B国の反政府ゲリラ、マルセル。そして日本人女性は“ルネ”と名乗り、マルセルと共にB国大統領の圧政に抵抗しているらしいのだが―なぜ?大人気の“花嫁”シリーズ第15弾。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。76年、「幽霊列車」で第15回オール読物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鍵ちゃん
6
愛犬ドンファンと一緒に遊園地で遊んでいたら亜由美は拳銃を持った日本人女性と外国人男性のカップルに誘拐されてしまう。しかも、そのまま教会に連れ込まれ彼らの結婚式の立会人になるよう強要された!男は南米B国の反政府ゲリラ、マルセルのそして日本人女性はルネと名乗り、マルセルと共にB国大統領の圧政は抵抗しているらしいのだがーなぜ?2020/10/08
はなくま
4
花嫁シリーズで一番面白いのはこれかもしれない。花嫁は女戦士。いいね。ルネとマルセルの南米B国反政府ゲリラとの対決。自分には関係ないと思っていたことが一挙に身に降りかかる亜由美の強運恐るべし。2016/06/17
readman
3
不良グループから足を洗おうとする少女とそれを助けようとする女教師。ふたりの間にはある関係が・・・。そして、毎度のごとく事件に巻き込まれていく亜由美の身にも危険が!!読んですっきりする作品。2012/12/12
Yoshi
2
兄弟じゃないか。自分をもっと大切にしなさい。どんな時でも楽天的でね。2023/05/10
kaizen@名古屋de朝活読書会
2
ゲリラにさらわれた女子大生が、 諸事情でゲリラの一員に。 ゲリラから解放されたにもかかわらず、 日本への帰国手続きをすぐにとらなかった大使館員と ゲリラにさらわれたことをすぐに伝えなかった同級生とが、 愛人関係になっているという、とんでも話。 赤川次郎でなかったら、誰も相手にしないような設定でも、 これまでの多作との類似点がないことの方が大事なので、 なんでもありという感じ。 嫌みがないのが赤川次郎流。 話の流れは面白いので、通勤時の電車の中で流し読みができます。2011/08/16
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