内容説明
さっきまで乳母車にいた娘、珠代が誰かに連れ去られた！未婚の母で元刑事の羽根栄枝は、うろたえた。そんな彼女の元に届いたのは、拳銃ザウエルＰ２３０。「あんたは射撃の名手だな。ある男を殺してくれたら、娘の居場所を教えよう」我が子を救うため、栄枝は「任務」を引き受ける決意をする。―絶対に、珠代だけは助けてみせる。母の意地が事件に切り込んでゆく！傑作サスペンス・ミステリー。
著者等紹介
赤川次郎［アカガワジロウ］
１９４８年、福岡県生まれ。７６年、「幽霊列車」で第１５回オール読物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
80
未婚の母、元刑事 羽根栄枝、愛娘・珠代生後3か月を切り裂いた，誘拐事件。 殺人事件，恐喝，強請，なんでもありの犯罪帝国。 土建業会の裏をみせず、暴力団と政界の裏だけで勝負しようとしている。 元刑事の活躍が光る。2011/03/22
coco夏ko10角
21
元刑事で狙撃の名手である栄枝の娘が誘拐され、救うために殺人依頼を引き受けるが…。組や政治もからんできて誰が信用できるのか、とドキドキ。著者のノンシリーズ作品の中でも結構面白かった。2018/07/12
蕭白
6
面白かったです。2023/07/06
寒っ！！
5
普通に考えると不自然なことをあっさりと書かれるのでそんなものかと思ってしまうのはいつも通り。相変わらず読書をした感じがないな。2017/03/10
Ｔ・中山
4
赤川次郎の本は、初めて。ストーリーが単純でスラスラ読めておもしろかった。2012/07/01
