内容説明
十七歳の亜紀に、大学生の彼氏ができた!亜紀だけではない、おじいちゃんには若い女性が、お母さんには外で会う男の人がいる。でも、恋する金倉家には、誰も知らぬ間に魔の手が忍び寄っていた。会社の部下の悩みを聞いていたお父さんが、大変な事件に巻き込まれてしまったのだ。お父さんは無事、金倉家に戻るのか?亜紀の恋の行方は如何に!?恋する少女が事件解決に活躍する、青春小説。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年、福岡県生まれ。76年、「幽霊列車」で第15回オール読物推理小説新人賞を受賞し、デビュー。作品が映画化されるなど、続々とベストセラーを刊行
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
76
地方新聞20社に連載した長編小説。上下とも300ページ以上ある。 17歳の少女を主人公に,父親,母親,祖父との4人暮らし。 それぞれの男女関係を中心に展開していく。 物語は,ややありえない話が多いものの, いろいろあると,そういうものかとも思える。 主人公の幼なじみ,友達の兄,近所の大学生,やくざの兄さん。 4人の男性が主人公を好いていて,取り巻いている。 最後は大円団。2011/11/23
0329 g
2
気胸、友達の兄2022/01/02
牧瀬ちゃみ
2
[★★☆☆☆][2013年38冊目]:一応家族の絆がテーマの話だけど、赤川さんなので軽く軽く読めます。冴えない中年が若い女性に騙される展開もお約束。その女性が真剣に惚れてしまう展開もお約束。亜紀が誰とくっつくのかだけが気になっていたがこの結末はもう完全にギャグとしか思えないw2013/03/29
MOTOHASHIJIYU
1
終わり方がまた良い。とにかく重さを感じさせない。2019/01/04
さとうとしお
1
面白かった〜!大体ハッピーエンドで終わるのはわかってるけど、こうなるとは!2016/12/17