内容説明
経営コンサルタントとして活躍する山上忠男の前に、かつての恋人・美沙が現れた。「私の恋人を助けてほしいの」と―。美沙のため、奔走する山上。しかし、横領事件に「巻き込まれた」という美沙の新しい恋人は、なんとなくどこか怪しい。男と女、それぞれの過去と愛が交錯するなか、山上は次第に事件の中心へと追い込まれてゆく。禁じられた過去がもたらす愛憎を描く、大人のための本格ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
104
「夜」「ネガティブ」「禁じられた過去」が最上3とのこと。 確かに、複雑度は高く、文学作品として評価できると感じた。 推理小説の愛好家からも評価できるものだ。 いろいろな殺人事件があるが、主人公の人間味は最後まで保っている。 赤川次郎その人が主人公なのだろう。 amazon.co.jpに書評が1つもなかった。 あまり知られていないのだろうか。 自分でも、三毛猫ホームズ、三姉妹、爽子などのシリーズ物をどうしても優先して読んで来た。 だからなのだろうか。2013/12/05
抹茶ラテ
3
とても読みやすかったです。赤川次郎さんの作品は、女性がとても強かに描かれている気がします。対照的に男性は、どこか頼りが無いような人間味が濃くて、とても共感出来ます。そんな男性主人公達が終盤に、暗い過去や明るい今を噛み締めて生きていく様がとても好きです。2016/02/16
まもるっち
3
経営コンサルタントとして活躍する山上忠男の前に、かつての恋人・美沙が現れた。男と女、それぞれの過去と愛が交錯するなか、山上は次第に事件の中心へと追い込まれてゆく。禁じられた過去がもたらす愛憎を描く、大人のための本格ミステリー。2013/01/04
SAYU
3
【再読】一番初めに小説にハマったのが、赤川次郎だった気がします。あれは小学生の頃かな?サラサラっと読めちゃうところがいいですよね。今でもたまに読みたくなります。2010/05/23
鑑真@本の虫
2
さらさら読めたのは覚えているけど、どんな話だったかな。2010/01/01
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