内容説明
「角谷真理子さんが昨夜殺されました―」そのニュースの声が矢倉啓造の胸に突刺さった。昨夜楽しい時間を過ごした恋人が殺された。状況証拠からも疑われているらしい。今進めている、百億円を超える土地売却に何か関係があるのか。矢倉は無実を証明すべく、警察の目を避け、独自に犯人を追った。その過程で浮かんできた組織を追って海を渡る。そこでは矢倉以外にも、謎の女が奴らを狙っていた。その女は敵なのか。それとも味方なのか。復讐、追跡、裏切り、罠。舞台を戦場から実社会に移し、著者が贈る渾身の冒険アクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
papaya
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傭兵でもクーデターでもない、推理、ハードボイルドもの。OL殺人犯の容疑をかけられた矢倉氏が生死をかけて挽回をはかる。ハラハラでした。2024/02/08
