内容説明
長いつき合い、片想い、不倫…。どんな恋にも訪れる切ない別れの時を、美しくすごすための失恋論です。これからさき、もっと素敵な恋をするあなたに棒げます。
目次
1 すべての恋に終わりがある
2 たびたびの別れ話
3 未練について
4 別れの悲しみに浸る快感~中島みゆきの歌から
5 憂鬱な心のための処方箋
6 2度と返らないあの日の輝き~ユーミンの歌から
7 プライドが女を美しく立ち直らせる~ユーミンの歌から
8 愛の幻想、別れの現実
9 マリリン・モンローの3度の離婚
10 別れを決断する時
11 男のふり方
12 不倫の終わり
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りす
2
連載を単行本化・文庫化したもの。4ぐらいまでは別れ話、未練などに視点をおいて新鮮味があったが、後半少し読んでいて疲れてしまった。もしかしたら、「別れ」をテーマに書き続けた筆者自身もしんどかったのか…。しかし、そんなだるさも含め、あとがきまで読むと心に残るものはあった。せっかくなので、二文だけ抜粋。「別れゆく相手には、優しい気持ちで接してください。去っていく相手を罵ったり、非難しても、二人とも、ますます傷つくだけです。―」10年前のものだけど、失恋に対する感情は今でも変わっていないって面白い。2017/07/26
わくい
1
別れに備えたい人におすすめです。2018/06/05
sasa
1
別れはやっぱり美しくない。2014/03/13
6ch
1
美しい別れなど存在しないが、必要な別れはあるのだと思う。今が別れるべきときだとお互いがわかりあえた瞬間に別れられるのが一番いいのだが、そうは問屋がおろさない。2010/09/06
hikarunoir
1
作者に手紙を書いたら返事が来た。