内容説明
二十六歳になったばかりの沢村るり子は、「いい恋愛」の最中で、「いい結婚」を一ケ月半後にひかえていた。相手は一流商社のエリート・サラリーマン。るり子の四つ年下の妹久美子はそんな姉の恋人に胸がときめいていた。そして、いつしか「恋」と呼べる想いにまで高まっていた。結婚前の揺れる女性の心を鮮やかに描いた長篇恋愛小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あゆ
12
内容が、ね。ありそうでなさそうな設定。大昔ドラマでも見たが、文字でたどっていくのは、よいですな。 なんでこんなオトコに振り回されるんだろね〜〜。バカだね〜と、楽しく物語として読了。 私だったら、昔の男にどこかでバッタリ出会っても、立ち止まらずにガンガン歩き進めるね。 2017/07/25
ジャンズ
3
ありえない事だらけ。読んでいくうちに「ドラマになりそう」と思ったら、案の定ドラマになったんだと。高原の優柔不断が起こした展開。東京ラブストーリーの「カンチ」同様。ラストで「一生、高原とは会わない」と言って別れるけれど、元彼が妹の旦那である限りそんなことできないでしょう?展開の設定があまりにもお粗末で安易。久美子さん、自分を愛していない夫といるのは辛くないのかな?2017/11/19
桜パフェ
2
姉妹で同じ人を好きになる。ましてや、姉の婚約者を。 普通ならあきらめる。想いを封印する。これが普通だろう。 だが、普通じゃないほど愛してしまう許されぬ想い。誰かを傷つけてでも想いを貫く。そんな恋もあるのだとこの本を通じて知った。 2011/11/08
ほのたろう
2
婚約者を妹に取られる2006/05/10
みさちん
2
どんなに一途でも私は久美子は好きになれないなぁ。ありえない!2014/09/28
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