内容説明
「SAY YES」の爆発的なヒットから、レコード・セールスの記録をことごとくぬりかえていったCHAGE&ASKA。ひとつの社会現象にさえなってしまったが、ブームが必ず去ることを、彼等はよく知っている。ふたりは口をそろえて言う。「“SAY YES”はとびぬけた名曲ではない」と。それは10年以上自らのスタイルをかたくなに守り続け、コンサート中心に歌い続けてきた彼等の自信にほかならない。希望、失意、挫折…。10年間の彼等の過程と、そして彼等を支えてきたプライドが、いまここに明らかになる。
目次
序章 偉大なる一歩
第1章 過ぎてゆく晩夏
第2章 失意からの脱出
第3章 不死鳥伝説
第4章 朽ちるとも燃え尽きて
第5章 帰結せず
第6章 砂塵と星空と
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
6
CHAGE and ASKAがデビュー十周年のときに出した本。その二年後の1991年、彼らは「SAY YES」で大ブレイクを迎える。解散説まで流れたという当時、彼らは何を思っていたか。十年間、シンガーソングライターとしての個性をいかに育んで、どのような苦悩の中活動をしていたか。これは、その序章である。2011/12/20
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
0
【大学在学中の4年間で、卒業後に進みたい業界に関係ある本を1000冊読みなさい、と言われたので挑戦した記録】 #0691994/12/31