内容説明
九州の屋根・くじゅう連山。その登山口をうろついていたぬけ毛のすて犬は、平治岳にちなんで〈平治〉と名づけられ、立派なガイド犬として訓練され、登山客みんなに愛されました。これは、山が大好きで、雨にも、おどろくほど雪にも強かった、世界でもめずらしいガイド犬の物語です。感動の映画化、「奇跡の山」原作。
感想・レビュー
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ろびん
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本来の犬ってやはり賢いよなあ……なんて思います。人から貰った食べ物でー、には、うーんとなりますが。ジェネレーションギャップですかね?2016/05/03
むん
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半野良のガイド犬、平治。山で何を食べていたのか。山歩きは巨大なカロリーを要するのに、アカネズミやカエル等で飢えを凌いでガイド活動が出来たのだろうか。恐らく登山客に貰う高カロリー食をガイド活動の熱源とし、自然の食料だけの時は、ねぐらでエネルギーの消耗を抑えていたのだろう。 出産毎に子犬を取られても恨むことなく、次の出産時に取られない工夫をする平治。並みの人間より強くて優しい。その為、余計に切ない。全頭は無理でも、毎年一頭なぜ子犬を育てさせてやれなかったのか疑問だ。2013/10/25
yamakujira
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九重山地で活躍したガイド犬「平治」を描く。賢い犬だね。 (★★☆☆☆)
ipusiron
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1998/4/26読了
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