内容説明
無能な上司に不満だらけの鍋島鉄平と社長の愛人に手を出し頭がパニック状態に陥っている網代潤一。高校以来の親友で、不思議にくされ縁が続き、二十五歳になった今でもくっついている仲だ。ある日、鉄平が飲み屋で出会った定年間近の男・雨宮吾郎からもちかけられたでっかい仕事。それは―誘拐、だった。しかも、誘拐する相手は雨宮の勤める会社の社長の息子だというから、さぁ、たいへん。ユーモア犯罪ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なつー
6
いろんな意味であっさり読めた。 良かった良かったと思いつつ、憲くんの将来が若干心配。 2017/09/12
鈴と空
0
嫌いじゃないんだけど、これといって「好き!」なポイントも見つからず。事件後の雨宮の行動に興味があったので、少々物足りない感じも。綺麗に終わったとは思うけど。2008/07/18
ひより
0
大昔に読了。
Koi
0
テンポが軽妙で漫画みたいにサクサク読めてしまう本でした。誰も傷つかない誘拐小説です!2018/10/18
カイジ
0
実際にあった事件の裏であったフィクションとして読むと面白い。その当時のことを知らないと面白さは半減するかな?今調べたら89年の事件でした。