角川文庫<br> アキレスと亀

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角川文庫
アキレスと亀

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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784041804025
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

言葉の違う国と国との外交会談。同時通訳による、あの変な言葉。それがきっかけとなり、外務大臣たちの無制限一本勝負の火蓋が切られようとしていた…。マラソン中継、対談、商店街の月例会、大衆酒場での会話etc.、身近にある場面をこれぞとばかり素材にした、抱腹絶倒、爆笑清水ワールド決定版。表題作をはじめとした9編を収録。〈笑い保証付き〉傑作小説集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

かんらんしゃ🎡

58
★正月に親せきが集まってよもやま話に花が咲く。しかし会話にはいろんなところに危ういキーワードが含まれる。それと知らず地雷を踏んで爆発するか、聞こえないふりでスルーしたりされたり、不発にもっていくか。★冷静且つ論理的だったやりとりが、感情的に変容していく様を何編かで楽しめる。他もショートショートではあるが、オチよりもその過程を楽しむ話が多い。2018/01/02

しーふぉ

20
コミカルな作品。東野圭吾にもこんな作風あります。思ったより楽しめた。2025/10/24

なつー

8
書いてあるのはどこかにありそうなこと、だけどなんだか笑える。手のひら返しや対談における編集の妙、たち悪い酔い方など‥いい意味でギリギリ退屈にならないさじ加減。『超現実対談』と『偏向放送』が印象にのこった。『イヌ物語』も良い。2018/01/31

安藤スミス

3
ぱっと思いついた題材でダラダラ書けるとこまで書いた短編集。という感想。他の作品に比べるとあんまりおもしろくなかった。この人SF作家やったんやw2016/12/10

まるまり亀

2
この本は20年ほど前に一読しておりますがたまたま古書店で見つけて再読。 小気味よい辛口書法というか痛快です。 偏向放送なんか今にするとヤバそうなギリギリの線を攻めてますが当時のおおらかさが伺えて面白い。 アキレスと亀はその情景が手に取るように・・ 私が聞き耳立ててても笑っちゃいそう。 面白い1冊でした。2025/07/29

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