内容説明
サラリーマンはなんたって、つらい。上司や同僚との仲、内心ドキドキのオフィス・ラブに妻に子供。アナタは、誰のための人生かわかんなくなっている。不測の事態が、毎日起こる。景気もよくない。けど見栄もはりたくなることもある。だったら、大丈夫。この一冊に、こめられた著者・永倉万治の願いは、アナタに楽しく笑える人生を過ごして欲しいということ。日本のサラリーマンのアナタは、きっと世界で一番えらい。景気づけの爆笑エッセイ満載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
としP
22
平成5年出版のサラリーマン小話。もう少しインパクトのあるオチがほしかったな。暇つぶしくらいにどうぞ。2017/02/08
Martini
1
20年前の段ボールから一掴みシリーズで再読。主人公は「アナタ」の小気味好いショートショート。永倉万治氏の文章は、テンポ良く、読んでて共感できるというか安心すると言うか…以前、読んだ時には氏も脳溢血から復帰してきた所でして、亡くなって既に13年。『あとがきにかえて』の最後に「体だけは、くれぐれも注意してくださいよ!」の一文が心にしみます。2013/12/10
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