角川文庫<br> 東京で会おう

角川文庫
東京で会おう

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784041795019
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

私は両手を上に向けて、やれやれ、のポーズを取った。これは子供の頃に貸本屋で読んだ、「台風五郎」という、さいとう・たかをの劇画で覚えたのだ。あれはまだ、さいとう・たかをがまだ、アンチテーゼだった頃だ…。男の心を、人生を描く作家、南畑剛三の愛と冒険の軌跡。

目次

夜を吊るせ
そして、50人いる
筑波の夏に紙吹雪
魔都の炎

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

眠る山猫屋

4
これは、いしかわじゅんという不出世の漫画家による、北方謙三という一世を風靡したハードボイルド作家に対する挑戦であり、また友情の結晶化した作品である。内容はともかく、二人とも大人なのだなぁ、と感慨もひとしお。2014/05/15

3
登場人物のカオスなかけあいが面白い。高橋一生さんが出ていた『ウルトラゾーン』の探偵ドラマを思い出した(ちょっと怪獣ネタもあるし...)。2018/01/01

カンパネルラ

2
読みはじめはなんかつまらないレトリックが多いなぁ~とか思っていたけど、すぐにこの本の面白さがわかった、なにしろ無茶苦茶である。漫画家が書いた小説らしいもんがあった。なにしろネタが細かく笑える。探偵モノなのだがふざけきっていて、最高。特に最後の香港の話は良かった。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/264702
  • ご注意事項

最近チェックした商品