内容説明
『週刊A』の編集長が就任十三日目に崖から車で落ちて事故死した。次の編集長も十三日目でサーカスを見学中、ライオンに喉を噛み切られ死亡。三番目の後任も衝撃から自殺―。いずれの現場にもなぜか道化師の姿が…。そして、犯人から届いた怪文書。出版社社長自ら編集長を買って出たが、運命の十三日がまた近づいてきた…。精神分析医永室想介がたどり着いた衝撃の事実とは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホームズ
4
編集長になると13日目に死ぬって言う展開は面白かった(笑)ライオンに殺されるって事件のトリックはどこかで読んだ気もしましたが、ピエロの殺人は良かったかな(笑)分かりやすいですが(笑)登場人物のマックスはチョット物語を安っぽくしてしまう存在では?それほど必要では・・・。基本的に『温泉』シリーズよりはマシってレベルですが楽しめました(笑)2009/09/22
しん
1
氷室想介シリーズ第1弾。このシリーズは初めて読んだが、話が進むにつれて主人公の氷室が人間味が出てきたように感じた。吉村さんの作品では今のところ一番好きなキャラかもしれない。最後が自分としてはあまりスッキリしなかったが、それ以外はとても面白く読めました。2017/02/10
経る時
0
1999/11/01
Kenzo Tada
0
吉村達也は未読だったので御冥福を祈る意味も含めて手に取りました。 とりあえずこのシリーズは読み込んでみるつもりです。2012/08/21
あまの
0
サイコセラピスト氷室想介シリーズ。犯人の動機にもう少し説明が欲しかったところ。登場人物が過去形で語るだけでなく、エピソードを挿入するとか?話は面白かったです。2012/04/26