内容説明
奈良から柳生村に通じる滝坂の道にある首切り地蔵が何者かに盗み出され、その跡に首を切断された男の死体が磔にされていた。傍らの楢の木には「わけは、赤かぶに聞け」というメッセージが…。さらに数日後、赤かぶ検事の自宅に度肝を抜く手紙が投げ込まれた。現在失踪中で話題になっているニュースキャスターの森島澪子はすでに殺されており、その犯人を成敗してやるという文面。赤かぶ検事は、首を切断された男が、森島澪子に執拗にストーカー行為を働いていたことを突きとめるが…。古代のロマン漂う大和路を舞台に赤かぶ検事が難事件に挑む。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひめだるま
1
犯人はすぐに分かっちゃったけど楽しめたかな。これはレジにあった本を店員さんが間違えて私の会計に入れてしまった本（笑）家に帰って気付いた。赤かぶ検事だからいっかー読んでみようと思って何年経ったか。2013/10/06
