内容説明
暴力団・黒門組に宣戦布告した旗本元中隊長率いる七人の老兵士たちは、往年の戦闘に目覚め、恐るべき“戦いのプロ”となっていた。黒門組では、あらゆるコネクションを使い最新鋭の武器を集め、少なくとも旧陸軍の武器には十分に対抗できる装備をしたが、ゲリラ戦の旗本グループの壮絶な死闘においてはそれも無意味であった。そして、黒門組総長・黒井照昭、黒幕の志戸隆明代議士らを標的に七人の老兵司たちは最後の戦いに挑んだ。長編推理の傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あめま
23
★5 老いぼれ扱いされている爺さんたちが、大切な女性を殺された報復として、隠し持っていた旧日本軍時代の武器兵器を駆使してヤクザ相手にドンパッチ! もうサイコー(^o^) 『星の旗』は本作の続編になります。2019/08/01
スエ
3
爺さんだって、やるときゃヤルぜ! なんてったって本物の戦争、命をかけてやってきたんだ! この甘ったれの若造どもが! 絶対に許さねえぞ!! …と言う勢いが、ヒシヒシと伝わる爽快感!
偽南天
2
これ、初見は30年くらい前、小学生の頃の新聞連載。毎日読んでたわけじゃないので話がとびとびだったのをようやく繋ぎ合わせることができた。2012/05/20
akio__
2
少し古く感じるのはしょうがないとしても、元気のいいジイ様の描写があるのはいいことだといいたいが、ジジイっぽくない。下巻になって一層若返ってしまったせいかそういう設定を忘れてしまう。忘れてしまうのはこの作品の性質的にとても勿体無いことだと思う。もう少し老人らしいところを出してギリギリ感を醸して欲しかった。2010/05/17
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