角川文庫<br> 吉良忠臣蔵〈下〉

角川文庫
吉良忠臣蔵〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784041753132
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

浅野内匠頭の吉良上野介に対する刃傷事件は、将軍綱吉を激怒させた。幕府内の異論を斥け、内匠頭に切腹が申しつけられた。これは家名断絶領地没収を意味する過酷な処分である。一方、上野介に対してはお構いなし―。予想を裏切るこの偏裁とも言うべき幕府の判断に深く関与していたのは、時の権力者柳沢吉保であった。血気にはやる家臣の統率に苦渋しながら本懐達成に布石をうつ浅野家家老大石内蔵助。さらなる策略を練る吉保。討入りに怯える主君上野介の警護に命をかける吉良家家臣―。“武士道”に搦捕られた男たちを通して知られざる忠臣蔵を描く野心作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねこ部長

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吉良家側からみた忠臣蔵。歴史は色々な側面から見られるから面白い。ただ、上杉家と公儀の陰謀説に重きを置いたからか、肝心の主人公の吉良やその家来達、大石たち義士の部分の厚みがなかったかな。2011/02/05

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