角川文庫<br> 深海の迷路

角川文庫
深海の迷路

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  • サイズ 文庫判/ページ数 244p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784041753026
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

2月下旬から5月にかけて、静岡県沼津市内で、一人歩きの女性を狙った「夜の狼」が出没し、世間を恐怖に陥れた。一方静岡市内で、火災が発生し、3人の殺人死体が発見された。およそ1年後、保科が駅で具合の悪くなった友貴を看病したことから、2人は同棲するようになった。だが、彼女には忌しい過去があった―。2つの事件と2組の男女が複雑に交錯し、背後には事件の思わぬ真相が…。書下し本格推理。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ななつ

5
1989年、平成元年のアナログ推理小説。真相にたどり着かせるまでに、事態をひねりまくったということで、タイトルに迷路というのが入っている。かなりご都合主義的なのですが、それを頭においてストーリーに乗っかってしまえば、結構楽しんで読んでしまった。結果は笑えます。そう締めたかという感じで、はっきりいって、この時代に生きたことがない人は、引いてしまうかもしれません。今に近づくバブル期の作品です。2017/06/02

あいちょ。

5
途中で犯人が判るようで、実際は最後まで読まないと判らない。 複雑に絡まった事件と加害者と被害者。 面白い一冊でした。2013/03/02

しーやん

0
登場人物が多くて相関図が超複雑。読む人は新しい名前が出たら自分で相関図を作りながら読まなければ全く分からなくなる。登場人物自身も後半で「劇中ですが混乱している」と書かれている状態なので部外者は余計に混乱するでしょう。ドラマ等で顔が出るのならまだマシでしょうが…活字だけだと余計に。んで、最後意外な結末を迎えるが、【☆☆以下調ネタバレ☆☆】        全く匂わせてないシチュエーションと人物が犯人って、それどうなん?ってズッコケる終わり方。確かに「そういう手もあるか」って「足し方」ですけど…それどうなん??2023/08/17

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