内容説明
飛ぶように過ぎていった歳月。人生のゴールを見はるかす50という歳になって漸く、過ぎこし方をふり返るゆとりができた。仕事、私生活を含めて、人生の節目節目に思いを巡らすと、明らかに35歳で一本の線がひけると、男は思う。まだ、家庭に対して忠実であった時、そして自然に家から遠のき始めた時―。男たちの哀れと危うさ、複雑な心中を透かしてみせる、好評“男”のエッセー。
目次
骨盗人
その月暮らし
迷子
侠気について
占いの極意
厄年
依存症
習慣
冬隣
手帳、暦、年賀状
実感 秘書論
男を見る目
小学唱歌
敬称略
男の財布
尊敬と尊重
落ち目
顔
メモリーズ・オブ・カー
広岡達朗に似た男
二足のわらじ
イジメの構造
側近あわれ
冠省 タクシードライバー殿
「後ろ指産業」論
三浦だらけ
お見合いクラブ
型破り
手の平返し
感想・レビュー
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