内容説明
父親の久司。母親の麻子。弟の大地。姑のとら子。そして咲。阿川家の五人家族である。久司は普通のサラリーマン。麻子は都内のデパート勤務で、大地は受験生。どこにでもありそうな普通の家庭だ。今日は二十歳になる咲の結婚式だ。その当日、咲が姿を消した―。恋愛と結婚。単身赴任、仕事と家庭、嫁姑。家庭と現代の中で揺れ動く一家五人の物語。NHK朝のテレビ小説原作。
感想・レビュー
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ポップノア♪@9/4に退院しました。
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【何度目かの再読】咲の挙式当日ドタキャンからスタート。父⋅久司は製薬会社から土肥の観光ホテルの総支配人に、デパートでキャリアを積む母⋅麻子は東京に残って仕事続行、弟の大地は高校受験を控える微妙なお年頃。咲も漫画家になる夢を再燃させる。高齢の親の処遇問題もあり、過渡期を迎えた阿川家それぞれの青春物語。89年春の朝ドラの原作。今でも1番好きで、読む度に映像が甦ります。逃げ出した花嫁を送り届けた青年⋅潮木史生は土肥で農業に従事しており、久司とも縁が繋がり今後を占う存在に。咲は出逢った時から既に惹かれてたのかな?2020/05/13




