内容説明
留守電のチェックランプ、眼鏡のレンズ、猫、ワイン、海の日射しと波の音―。日常のちょっとした目配りの方向次第で、恋がはじまり、恋が終わる。トレンディー仕掛人であり、本物のロマンチストでもある秋元康が、恋の表裏の輝きと翳りを綴った詩＋ストーリー。なによりも大切なこの恋をそっと育てていきたいあなたへの、やさしい一冊。
目次
バスルームのキリンたち
「君らしくないね」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
19
秋元さんの日常的な恋自体がドラマのような読んでいて照れちゃうような恋の連続だったのかも。秋元さんみたいな人は遠くの住む世界の違う人・・・と憧れている方がいい。だって・・・あまりにも甘くて胸がキュンとしちゃって・・・もしも彼氏だったら疲れちゃう。林さんの言うとおり、出てくる女性がなんか素敵だ。私も・・・そんな女性になりたい・・・なんて思ってしまった。2011/01/23
nadaha
1
もう、読む手が止まるぐらいにひたすらに気持ち悪い。秋元康が作詞するアイドル楽曲の歌詞の気持ち悪さのエッセンスがちゃんとここにはあって、ある意味でゴーストライターではないんだな、と納得した。詩の内容で言えば昭和後期〜平成のローテクだった当時の恋愛を題材にしたものが多く、たぶん今の子が読んでもよくわからないと思うし、何より気持ちが悪い。特に凝った技法もなく表現される恋愛の一コマが延々と続き、古本屋で購入したけど買ったことを後悔した。2023/10/11
Sreyda
0
AKB48の歌詞で、時々ぐっとくるものがあるので、秋元康氏の著作を読んでみようと思いました。全部がAKBの歌詞みたい。「P.S.」のオチが正直わからなかったけど、その前までがタイムリー過ぎて心に残りました。2015/01/14
