内容説明
23歳のインテリア・コーディネーター大久保ひかるには、日常生活の中で突然ボーッとして記憶の途切れる時間があった。先日も、鎌倉のアンティークショップに出かけ、家具を購入した記憶がすっかり抜け落ちていた。カメラマンの横森の車で鎌倉のその店を訪ねてゆくと、なぜとも知れず、その家具の前の持主に会ってみたくなる、ひかる。その人に会えれば、自分のことがもっと分るような気がする…。哀しくて優しい愛と再生の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みまちゃん
2
いつ読んだかなあ。景山民夫の食事の描写がすき。インスタントのものでもとてもおいしく感じるから。この本はまあそうだろうなって事実なんだけど 安心して読めた。
なつみかん
2
景山さんが亡くなってもう10年以上になりますね、生きていたら60歳を過ぎたばかりまだまだ書けたでしょうね。そして読みたい作家さんです。この本については・・・再読です。嫌いじゃないですよ。スピリチュアルもの!2009/11/11
Yuki Kawai
1
潜在意識…私にもあるのかなぁ?? あったら…どれだろう??? 人は独りで生きてるわけじゃない!! 本当にそう思う😍2020/05/03
天来
1
アラスカ2019/07/08
カプリ
1
ずいぶん昔に勧められて読んだ本。また読みたくなってネットで買いました。ネタバレするので詳しく書けませんが、これって景山さん宗教に入っちゃっう前に書かれたのかなぁ・・・ちょっと彼の転生への考えかたとか死後のこととかが少し垣間見えます。ハッピーエンドな終わりかたで久々に読んですっきりしました。