内容説明
景山民夫はひとがら誠実にして、行動は時として狂暴。こころざし高く、背も高い。そして東京と動物をこよなく愛す。白昼の街を徘徊しては日々これ発見の連続に驚き、夜の巷に出撃しては椿事との遭遇に悶絶する。取材に追われ世界を巡って変人怪人と親善を深め、日本各地を探訪しては虚実皮膜の言辞を操って人心を惑わしたりなんかする。「イルカの恋、カンガルーの友情」は喜怒哀楽・抱腹絶倒の34編を収録。お読みくだされば、滋味をタンノーされること請合いです。
目次
1 日暮れて途遠し(食在広州;パツキン綺談;赤灯物語;イルカの恋、カンガルーの友情;落語・一輪の強羅ダリヤ;グリーン・ゲリラに愛の手を ほか)
2 追憶の恋はフォードにのって(蛙ぴょこぴょこ;追憶の恋はフォードにのって;愛しの警察署;竜の棲む湖;いつか見た莫迦たちへ、愛をこめて;恥かし探険隊 ほか)
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