出版社内容情報
剣術の卓越した才をもつ薩摩藩士・林太郎は、その腕が藩主・島津斉彬の目にとまり、江戸で剣術修行を積んだのち、斉彬の警護の任につく。そこには、反斉彬派の密偵との壮絶な闘いが待っていた――。
内容説明
世情騒がしい幕末。幼少の頃から人並みはずれた剣の才能をあらわした薩摩藩士・三原林太郎は、御前試合で藩主・島津斉彬の目にとまり、江戸での剣術修行を仰せつかる。千葉周作率いる玄武館道場での激しい鍛練、剣技はますます研ぎ澄まされていく。やがて、斉彬の隠密となって奉公することとなった林太郎を待ちかまえていたのは、反斉彬派の刺客たちとの凄まじい争いの日々であった―。剣一筋に生きる若き薩摩隼人を描く傑作歴史小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
AICHAN
4
これもBook-Off。なんだ、この終わり方は?2014/08/15
またべえ
2
後半駆け足だな~2013/06/28
八丁堀
2
薩摩弁、幕末期の薩摩藩の内情、薩摩藩御流儀の示現流 江戸の北辰一刀流等の剣術等など、溢れるばかりの知識に感嘆するも、物語として面白いかと問われれば、Noだね。2013/01/18
Nishida Eiji
2
もう一個の胡蝶の剣と間違えて読んだけど、よかった。 ついでに薩南示現流と合わせて読んだので、しばらく立ち木打ちに熱が入った。 ところで主人公は幼少の流派は新陰流か北辰一刀流どっちなんじゃ?2012/10/20
ほにょこ
1
★★★☆☆ 薩摩藩士三原林太郎の話。あまり主人公に魅力を感じられず。剣術ものとしてもそれほどの面白さはなく、最後も唐突に終わってしまったという印象でした。2020/08/17




