角川文庫<br> 遠き雪嶺〈上〉

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角川文庫
遠き雪嶺〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 302p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041701027
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

世界の屋根たるヒマラヤは東洋の盟主・日本人が征服する―。昭和11年、ヒマラヤ処女峰ナンダ・コート初登頂に夢を賭けた日本遠征隊。立教大学山岳部の堀田弥一隊長率いる総勢5名。だが、遠征準備は苦難に満ちた。資金集め、装備、ベースキャンプへの物資輸送、シェルパの雇用などすべて手探りであった。そして、栄光の頂上を目指し、ヒマラヤの麓へ出発…。日本山岳小説に燦然と輝く、渾身の超大作900枚。

著者等紹介

谷甲州[タニコウシュウ]
1951年、兵庫県生まれ。73年、大阪工業大学土木工学科卒業。青年海外協力隊員(ネパール)、国際協力事業団(現・国際協力機構)プロジェクト調整員(フィリピン)などを経て、86年より執筆活動の専念。96年、『白き嶺の男』で第十五回「新田次郎文学賞」受賞。日本山岳小説の第一人者である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

40
昭和11年、ヒマラヤ処女峰ナンダ・コート初登頂に夢を賭けた日本遠征隊。立教大学山岳部の堀田弥一隊長率いる登山隊は総勢5名。この時代の遠征準備は苦難の連続。資金集め、装備、ベースキャンプへの物資輸送、シェルパの雇用などすべて手探り状態。そして、栄光の頂上を目指し、ヒマラヤの麓へ。海外渡航もままならず、ヒマラヤ登山がまだまだ夢の時代であった頃の苦難が良くわかる。★★★

ichi

17
【図書館本】昭和11年立教大学山岳部がヒマラヤナンダ・コート初登頂に向けヒマラヤの麓へ到着するまで。が上巻 下巻がクライマックスですね。下巻へ続く2017/10/21

Tetchy

2
数々の山岳小説を物してきた谷氏による戦前の立教大学山岳部を扱ったドキュメンタリー小説。日本人で初めてヒマラヤ登頂を成功したチームの物語。『プロジェクトX』を髣髴とさせる内容だ。しかし決定的に違うのはこれは小説であるという事だ。したがってあのTVの手法をそのまま小説に持ち込めばなんとも味気ないものになる。そしてこの作品はそれをやってしまって、全体的に淡白な印象を受ける。事実を扱ったドキュメンタリーであっても、小説家のフィルターを通れば自然、物語に熱を帯びてくるものだが、本作においてはそれが見られない。2010/01/16

gon

1
上巻読了、最近谷甲州ばかり読んでるな。日本人初のヒマラヤ遠征はこれから下巻に続く、楽しみ。2015/07/27

yamakujira

1
下巻に続く。

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