内容説明
モトリゾ・グルージに攫われたパウイの行方を追い、アクニー族クトー氏の面々と大湿地帯に踏み込んだカルナー。そこで彼らを待ち受けていたものは、グルージと共謀していると思われるドーウェ氏族のナヌン・クーリオだった!一方、カルナーのあとを追いかけるリザネク、アフィーン、バルゼの三人もドーウェ氏族に襲われ、リザネクは囚われの身になってしまう…。カルナーたちは生きて再びあいまみえることができるのか?そしてパウイの行方は!?砂漠神編、感動のフィナーレ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei
0
☆☆☆☆☆2017/09/05
yabazo
0
カルナーシリーズ第3弾レクメテ編の最終巻にて、出版されている中で最後のカルナー本。大湿地帯(テイオライ)に来てカルナーはアクニー族の氏族間の争いにまで巻き込まれていく。もう、元々何の争いだったのか分からなくなり、最初の方の登場人物がよく分からなくなったころ、やっと最後の一幕で一気にケリをつけるカルナーの裁定。少々強引な幕引きのようにも感じました。でもまあ、面白かったのでよいです。カルナー本はもうないようなので、次はとりあえず新風の大陸でも読もうかなと思っています。2023/03/15