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角川文庫
荒俣宏の裏・世界遺産〈2〉イギリス魔界紀行―妖精と魔女の故郷へ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 370p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041690406
  • NDC分類 388.33
  • Cコード C0195

内容説明

アーサー王伝説やケルトの神話、妖精や魔女伝説が息づき、「ハリー・ポッター」が生まれた国・イギリス。科学や文明が発達した今でも、まことしやかに幽霊話や怪奇現象が語られ、生活の中にファンタジーが深く根ざしている。イギリスの不思議な精神世界と、ミステリアスな風土と歴史に秘められた数々の謎。魔術や妖精、幽霊に出会うため、アラマタがイギリス魔界を駆け巡る。

目次

魔法の国イギリスへのいざない
第1 神秘の章(「イギリス的風景」の謎;聖地を石でつくった古代人;ストーンヘンジの驚異;ストーンヘンジは天文観測器だった?;列石の街エイヴベリー;古代は渦巻模様の世界だった;シルベリーヒル、美しすぎる丘;白い馬の秘密)
第2 魔術の章(レイラインはイギリスの「風水」;霊力の島、セント・マイケルズ・マウント;「光の神の道」とグラストンベリー;魔術師マーリンと「角の生えた丘」;魔女は現在も活動する;「魔女博物館」を見る;現代の魔女に会う;魔女とストーンサークル;妖精はいまもイギリスに生きている)
第3 怪奇の章(現代の地霊「ミステリーサークル」;幽霊を追う人々;観光ツアー化した幽霊屋敷;厳密すぎた悲しみ―SPRの場合)
イギリス魔界よ、永遠なれ

著者等紹介

荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年、東京生まれ。慶應義塾大学卒。作家・博物学者。85年に刊行開始された小説『帝都物語』シリーズ(角川文庫)は、500万部を超える大ベストセラーとなる。87年『帝都物語』で第8回日本SF大賞受賞。89年『世界大博物図鑑 第2巻 魚類』でサントリー学芸賞受賞。膨大な知識を駆使して、古代文明からサイバー・カルチャーまで多岐なジャンルにわたる文筆活動を展開し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瀧ながれ

24
イギリスを発祥とする幻想的なモノについて、あらゆる角度から紹介した本。ストーンヘンジをはじめとする巨石文化、山に描かれている巨大な白馬、遺跡をつなぐレイライン、魔術師マーリン、魔女、コナン・ドイルとコティングリーの妖精、ロアルド・ダールとグレムリン、小麦畑のミステリーサークル、ジョン・ディー、幽霊屋敷ツアー、SPR、などなど。読み通すと、ケルト以前の古代から現代まで続く目には見えない流れのようなものを感じた気がした。観光地化されてはいるけれど、それでもいいから、これからも残っていてほしいものばかりだ。2021/01/23

遊未

3
ストーンヘンジに代表される巨石群、魔女、レイライン、麦畑のミステリーサークル、(フランスのモン・サン・ミシェル的な)セント・マイケルズ・マウント、日本から始まった念写のこと、ロンドンのSPR(心霊調査協会)、第二次大戦中に生まれたグレムリン。、幽霊よりは遺跡と自然が作り出した風景が素晴らしい。2015/02/09

N.K

2
風水を押し出した「帝都物語」の作者らしい本でした。イギリスにハリーポッターなどのイメージを持っている人は、楽しく読めるのではないかと。イギリスとい国が、オカルトに対して業が深い事が分かります。まあ、オカルトに限らん気もしますが…。それにしてもミステリーツアーは行ってみたい。面白そう。まさにオタクを惹きつける国、イギリスって感じでした。2016/07/02

ryota

2
ケルトの小人、妖精、ストーンヘンジ、ミステリーサークル、魔女、ピーターパン、コナンドイル、グレムリン、ハリーポッター、ロンドンの幽霊産業…と、イギリス民俗学という感じの本。著者が博学すぎるので十分面白い。写真資料が多いのも良い。2015/01/20

タツニイ

2
魔法と神秘の国イギリスの不思議スポットがいっぱい。強引に決め付けみたいなところもあるけど、まぁそこはいいとしておきましょう(笑)。あと、若き日の宮崎あおいの写真もあるヨ(笑)2009/10/10

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