内容説明
大陸に精強な兵と華麗なる文化を謳われるパルス王国。西方の蛮族、ルシタニアの侵攻に対しても、その勝利を疑う者はなかった。だが、味方の裏切りにより罠にかけられたパルス軍は、一日にして壊滅。王国は滅亡した。単騎生き残った王太子アルスラーンは、ダリューンらわずかな味方とともに故国の奪還をめざす。だが…。妖艶な美女、奇怪な魔道師、そして謎の銀仮面…。多彩な人物が織りなす一大物語絵巻。書下しヒロイック・スペクタクル・ロマン、堂々の開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あーさん☆花火大会が迫っています!!
63
カバー、挿し絵が天野喜孝さんではあるが、漫画の方を買うことにします!(* ̄∇ ̄)ノ2019/04/08
ふみあき
59
私の世代では多いかもしれないが、10巻刊行後、長期中絶状態になってから、結局は読まずじまいになっていた本作品。もう数年前に全16巻で完結していることだし(出版社は光文社に変わってしまったが)、未読の11巻以降を購入して、再び最初から読み直すことに。角川文庫版は天野喜孝のイラストがふんだんに掲載されていて、実に眼福である。2024/06/28
扉のこちら側
52
初読。2015年486冊め。銀英伝や創竜伝は好きだがなぜか未読だった本作。アニメを観てこれは読まねばといそいそと借りてきた。実に面白い。精霊とかのファンタジー要素がなければ作者がやってみたかったという架空の歴史書だと信じてしまうかも。2015/04/21
Tetchy
50
これを高校生の読んだ時は、こんなに面白い作品があったのかと思ったが、今振り返るとほとんど『三国志』の世界である。しかしそれでも面白い。ここでいきなりどばぁと出てくる行方知れずになる将軍たちの名前は覚えておく必要がある。後々のシリーズに出てくるので。しかしやっぱり登場人物多いな、田中作品は。2009/04/01
あなほりふくろう
30
荒川弘版を読む前におさらいしたくて押入れの奥から引っ張り出してみた。これが途中で中断して揚句グダグダになるとは思えないくらい、すごくワクワクさせるスタートで、本当に一気に読者をひきつけてくる。やっぱり面白いです。もうすこし追いかけ直してみるつもり。2014/05/09
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